2004年1月発行 No.66


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●1990年に私たちが小金井市で測定を始めたとき、これから先10年以上経っても
日本産の食品から放射能を検出しつづけるとはあまり思っていませんでしたが、
今でもきのこ類に放射能の爪あとをみることがあります。 

●ましてや劣化ウランなどという放射能のことがこれほどまでに問題になり、自衛隊がその地に
赴くことになろうとは夢にも思わないことでした。

ドキュメンタリー映画『ヒバクシャ 世界の終わりに』(監督:鎌仲ひとみ)をご覧になりましたか?
低線量被曝の危険を訴えるこの映画を私たち「作った会」が上映せずにすまされるでしょうか。

●ヒロシマ・ナガサキは言うまでもなく世界中の様々な形の低線量被曝を、
チェルノブイリ以後の日本のヒバクも含めて、この映画を通して一緒に考えましょう。
鎌仲さんのお話を伺う機会も作りました。ぜひおいでください。

【ヒバクシャ 世界の終わりに】上映会・監督講演会

日:2004年2月22日
時:@10:00〜12:00 A13:00〜15:00 B18:00〜20:00
   講演会 15:30〜17:00
所:小金井市公民館本館(福祉会館4F・JR中央線武蔵小金井駅南口から歩いて5分
   TEL042-383-1184
料金:小学生以下・無料 学生500円 一般(前売り)1000円 一般(当日)1200円
    講演会のみ参加の方は資料代200円

《監督の言葉》 『イラクで出会った白血病の子どもたちがヒバクシャだと気づき、
かれらを蝕んでいる低線量被曝なるものが目にも見えない、臭わない、聞こえないものであり、
その存在を科学的に否定されているものだと解った時、どうしたらそのことを今、生きている
自分自身と切り結んで伝えることができるか、考えた。』
(山形国際ドキュメンタリー映画祭2003公式カタログより抜粋)

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